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PoserFileEditor DEMO版
「また後日」と前記事で後回しにしていたPoser File EditorのDEMO版について。

Poser File Editor 3 by Dimension3D @ Renderosity
https://www.renderosity.com/mod/bcs/index.php?ViewProduct=62322
PoserFileEditor3.gif


DEMO版だから当然無料。
上記URLの製品ページのEditorialの下のほうにDemo and manualというリンクが
あります。(このエディタはWin版のみなので、Macの人はごめんなさい)

このDEMO版にはインストーラーがないので、ZIPを展開してできたフォルダ内にある
PoserEdDemo.exeをWクリックするだけですぐに起動できます。
初回起動時にRuntimeのパスを設定するダイアログが表示されるので、「Add」ボタンを
押して「Add Runtime Folder」を選択し、自分がPoser11/Pro11で使っているRuntimeの
フォルダーを直接選ぶ
か、あるいはPoser11/Pro11のLibraryPrefs.xmlを見つけて
指定してください。

※このエディタのDEMOはPoser10/Pro2014の頃に作られたものなので、Runtimeの
 パスを指定するために自動選択されたLibraryPrefs.xmlはPoser10/Pro2014
 以前のものになっています。
 購入して入手できる最新のPoser File Editor 3はPoser11/Pro11に対応済みです。
※次回起動時以降は、この作業は不要です。


DEMO版なので保存関連の処理はできませんし、コピペにも制限がありますが
記述内容や構造の把握と、キーボード入力可能な状態で選択されている文字列や数値の
ショートカットキーによるコピー(Ctrl + C)は可能です。

※キーボード入力が可能な状態になっていない場合やメニューからコピー(Copy)を
 選んだ場合は「Copy to clipboard is disable in demo」という警告ダイアログが
 表示されてコピーできません。


モーフデータを含んだCR2などのPoserファイルは100万行を越えていることも多々あるので
一般的なテキストエディタで開くと目的の場所を見つけるだけで一苦労だし、構造を把握
することなんてとても無理なんですが、Poser File EditorのDEMO版でパラメータの文字列を
コピペしてテキストエディタでの検索に利用すると、作業がものすごく捗りますよ。




Tag: <>HOWTO
Category: Tool

スーパーコンフォーミング服をコンフォーミング服に戻す
前回ラストの予告どおり、スーパーコンフォーミング服をコンフォーミング服に戻す方法
について書きますね。
細かい理屈を書き始めると本当にきりがないので、実践的な作業を最優先に説明します。

素材は、Poserユーザーにはお馴染みのBasicwear for V4 Unimesh
ここしばらくずっと無料(たぶんプラチナ会員じゃなくても)なので、もしまだ未入手だ
という人はこれを機会に入手しておきましょう。

Basicwear_V4 Unimesh @ DAZ3D
http://www.daz3d.com/basicwear-for-v4-unimesh
basicwear_V4_unimesh2.jpg


スーパーコンフォーミング服とコンフォーミング服の違いは、ERCの連携先の記述だけです。
ERCについては今回説明しません。後日何か書くかも。)
実際にBasicwear for V4 UnimeshのBikini Top.cr2Poser File Editor 3
開いて見るとこんな感じ↓

edit_cr2_01b2.png

普通のテキストエディタで同じ部分を表示させるとこんな感じ↓

edit_cr2_01c.png

Poser File Editorのほうが圧倒的に要素&構造を把握しやすいことは一目瞭然でしょう。
有料版を買うのはちょっと…という人でもDEMO版を入手しておいて損はないですよ。
(Poser File EditorのDEMO版のことはまた後日。)
で、実際に書き換える部分は↓

edit_cr2_02b.png

上図のとおりactorの番号を参考に、actor BODY:1なら

  Figure → Figure 1 (半角スペース+数字)
  BODY → BODY:1 (「:」+数字)

とするだけです。
もちろんERCがスーパーコンフォームに設定されているパラメータすべてで
数字の書き加えをする必要があるので、手作業で全部やるのはちょっと大変です。
そこで、複数行を検索・置換できるツールを活用します。
(この複数行という点が重要です。)

Devas
http://gimite.net/pukiwiki/index.php?Devas#content_1_0


正規表現による複数行のテキスト検索・置換が可能な日本製ソフト(無料)です。
検索でヒットした行がリスト表示されるので、書き換えが必要な場所のサーチに最適。

devas01.png

・対象ファイル/フォルダ :ファイルやフォルダを直接ドロップして指定可能。
・対象ファイルの条件   :対象ファイルを拡張子で絞り込み可能。「*.*」ですべてのファイル。
・検索文字列        :正規表現を使えるので複数行の検索も可能。

edit_cr2_03.png

で、今回はこのキャプチャ画像の93337~93338行目をヒットできるように
検索文字列に \t\t\t\tFigure\n\t\t\t\tBODY\n と入力。
どういう意味なのかを分解して説明すると、

  「\t\t\t\t」は特殊文字タブが4つ
  「Figure」は文字通り
  「\n」の改行、で1行目おわり。
  「\t\t\t\t」で2行目の特殊文字タブが4つ
  「BODY」は文字通り
  「\n」の改行、で2行目おわり。

ということに。
いざ検索を実行…してみると、なぜかヒット数が0。
なんでじゃ~~!!と思ってよくよく見てみると…

edit_cr2_04.png

「Figure」と改行の間になんと半角スペースが。
あるんですよ、こういうことが。困ったもんだ。
んで、他のERCの連携先を指定する行を確認してみたところ、このCR2のFigureの後にはすべて
半角スペースがくっついていることが判明。
仕方ないので、この半角スペース込みで検索して、書き換え時に修正する方向で
\t\t\t\tFigure \n\t\t\t\tBODY\n と入力して検索実行。

devas01.png

はいドーン!
117件見つかりました!
置換文字列に \t\t\t\tFigure 1\n\t\t\t\tBODY:1\n
入力して置換を実行したら完了です。
あ、最後の置換を実行する前に、必要に応じてバックアップを取っておくように。
(Devasにもバックアップの機能はありますが、設定次第では日付やサイズによって
 古いファイルから削除されてしまうので注意。)

念のため、Poser File EditorやテキストエディタなどでCR2ファイルを開いて、
正しく書き換えできているのかどうか自分の目で確認してください。

edit_cr2_05.png

確認が済んだら、加工済みだということが一目でわかるようにファイル名を
Bikini Top_mod.cr2」のように変更しておきましょう。
サムネイル用PNG画像のファイル名も一緒に変更しておくことを忘れずに。

=====================

ついでにPoserのPreview画面の左上などで表示されるアイテム名(フィギュア名や
プロップ名)を変更する方法も解説を…と思ったけど、それはまた後日。

=====================
以上、スーパーコンフォーミング服をコンフォーミング服に戻す方法について
の解説でした。

念のため補足しておきますが、一般的なスーパーコンフォーム服なら今回のように
ERCの連携先を服側のBODYに書き換える作業を済ませてしまえば終了なんですが…
今回使ったBasicwear for V4 Unimeshは、通常ならBODYと連携するはずの
ERCをなぜかchestに連携させてあったりと、ちょっと変な部分が残っています。
実際に使ってみて「あれ?スーパーコンフォームが残っている?」と気づいたら、
今回の記事のやり方を応用して自分なりに書き換えてみてください。
(くどいようだけど、要バックアップ)

何か質問があったらコメントへよろすく。



Tag: <>HOWTO
Category: Poser全般

Copy Values
今回はPoser11/Pro11に標準装備されているPythonツール「Copy Values」
紹介と簡単な解説です。
(※Dimension 3Dさんのサイトで無料配布されているものと中身は同じです。)

これは、以前このブログで紹介した「モーフの値をコピーする」ことに特化したCopy Morphs
後継にあたり、「フィギュアの様々なパラメータの値をコンフォーム服にコピーする」ことが
できるようにと豊富なオプションが追加された便利なツールです。

copyvalues_01c.png

…が、この豊富なオプションが逆に敷居を高くしてしまったところも正直ありますので
Poser初心者さん(いるのか?)のためにも、基本的なところから説明しませう。

<このツールの特徴>

・スーパーコンフォームやPoserの自動同期設定を利用しない(できない)状態を
 前提にしたツール。(モーフの自動同期については前記事を参照のこと。)

・コンフォーム服にモーフデータを自動生成できるツールではありません
 あくまでも「パラメータの値(ダイアルの数値)」をフィギュアから服にコピーするだけです。

パーツ名(Body, chest など)とパラメータ名(Young, WaistWidth など)が
 両方とも一致したパラメータのみ、その値がコピーされます。

マグネタイズできます。


パーツ名に関しては、例えばコンフォームタイプの髪の場合、頭部に関連したモーフ(PHM)の
納まっている場所が人体フィギュアと同じ「Head」ではなく「Hair」だったり「Neck」だったりと
パーツ名が一致しないケースが多々あるので、仮に後述するHead Morphsのオプションを
ONにしたとしてもパラメータの値のコピーが空振りすることが多いです。
大文字小文字の違いは気にする必要ありません。(これはパラメータ名でも同様)

パラメータ名に関しては、内部名称(InternalName)と外部名称(Name)の2種類の
どちらかが一致していれば同じ名称ということになります。
OptionのPartial MatchをONにした場合、完全に一致しなくても名称の大半(細かい条件
までは未確認)が一致していたらこのツールは動作するようです。(詳しくは後述)

マグネタイズに関しては、過去記事「超初心者向けV4解説」の「Q2:モーフで
変形させたV4に、服を一発でフィットさせる方法は?」をご覧ください、

<基本操作>

1) V4などの人体フィギュアに服をコンフォームさせる。
  (フィギュアのパラメータを変更するタイミングはコンフォームの前後どちらでも可。)

2) Copy Valuesを起動する。
  (「Scripts」メニューから「Partners」→「Dimension3D」→「Copy Values」を選ぶ。)

3) PoserのPreviewで人体フィギュアかコンフォーム服を選択する。
  (部位はどこでも可。Copy Valuesを起動前に選択しておいても可。)

4) Copy Valuesの「Init」ボタンを押す。
  (3で選択したものに応じたコンフォーム服のリストが表示される。詳細はボタンの解説で。)

5) 値をコピーしたいコンフォーム服をリストから選択する。

6) オプションを確認する。
  (各オプションの解説は後述。)

7) Copy Valuesの「Apply」ボタンを押す。


これはあくまでも基本なので、実際に操作してみると順番が前後してもなんとかなる
ことが多いです。極端な例で言うと、Copy Valuesを起動した後にコンフォーム服を削除したり
別のコンフォーム服を追加してもまったく問題なく動作します。

あと、操作対象はだけじゃなく、コンフォームできるものならでもでもOKです。

<ボタン>

Init
 基本操作3の「PoserのPreviewで選択」したものに応じたコンフォーム服のリストを表示する。

  ・人体フィギュア(=コンフォーム元)を選択 → すべてのコンフォーム服のリスト
  ・コンフォーム服を選択 → そのコンフォーム服のみ
  ・コンフォーム元・コンフォーム服のどちらでもない → 空欄

Apply
 リストで選択されたコンフォーム服にオプションで設定されたパラメータの値をコピーする。

Test
 ログ関連のオプション(Log Morph Transfer、Log Missing Morphs)がONになっている場合、
 パネル下部にテスト結果のログのみ表示される。
 コンフォーム服へのパラメータの値のコピーが実際におこなわれるわけではないので
 Previewでの変化はなく、ログ関連のオプションがOFFの場合は何も表示されない。

Clear
 パネル下部のログを消去する。


「このコンフォーム服だけ処理したい」という場合は、「Init」ボタンの説明で書いたように
基本操作3でコンフォーム服を選択したほうがリスト操作を省けてラクです。

次はオプションについての説明…なんですが、最初のこのツールの特徴でも挙げたように
スーパーコンフォームやPoserの自動同期設定を利用しない(できない)状態を前提
した内容ですので、その点をご留意ください。

<オプション>

Body Morphs
 体型などを変更するFBMPBMなど、Body階層で操作できるモーフの
 値のコピーを許可します。これは基本ONでしょう。

Head Morphs
 Body階層で操作できるモーフの値のコピーを許可します。服の場合は基本OFFで。
 コンフォーム髪の場合はこれをONにしないと意味ないですね。

Actor Morphs
 Poserのフィギュアに関連して「Actor」という場合、NeckやChestといった各パーツのこと
 を指します。つまり、このオプションをONにすることですべてのパーツのモーフの値がコピー
 されることになるわけです。
 人体フィギュアも服もBody階層でモーフを調整する方法が基本であることを考慮して、
 私はOFFのまま使うようにしています。

Joint Control Morphs
 服によってはJCMの値を調整することで関節等の破綻を防いでいることもあったはずなので
 人体フィギュアの値をコピーしてしまうとよろしくないかも…と考えて私はOFFにしてます。

Body Scaling
 身体全体のスケール。これは当然ONで。

Actor Scaling
 各パーツに個別設定されたスケール値をコピーします。
 私はStephanie 4のBody階層にあるProportionsの各パラメータをよく利用するのですが、
 このProportionsはジオメトリではなく各パーツのスケール値を上手い具合に変更するための
 パラメータなので、このActor ScalingをONにするだけで対応できちゃうんです。
 
Deformers
 人体フィギュア側の隠しマグネットの影響がコンフォームさせた服にも及ぶようにします。
 要するにマグネタイズです。
 このオプションをONにすることで、「マグネタイズ用のPoseファイルを探してクリックして…」
 という作業が今後一切不要になります。
 PoserPro11の場合は、迷わずONでいいと思います。
 …が、通常版のPoser11の場合は、ちょっと問題が発生してしまうんだなぁorz
 詳しくは後述のHide Deformersの項目を読んでください。


<オプションのOptions>

Partial Match
 パラメータ名が完全に一致しなくても名称の大半(細かい条件までは未確認)が
 一致していたらコピーが実行されるようになります。
 実際に試してみたところ、「Voluptuous」から「Voluptuous_B」へのコピーは実行されましたが
 「FBMVoluptuous」から「Voluptuous」へのコピーは実行されませんでした。
 想定外の誤動作をする可能性もゼロではないので、ONにする人はそのつもりで。

Include Hidden
 人体フィギュア側の隠しパラメータ(モーフとスケール)の値をコピーの対象にします。
 V4などのPoserで一般的に使うフィギュアでそういう値を服にコピーしなければならない
 ケースがあるとは思えないのでOFFで。
 でもまぁ、こういうオプションがあるということは、それを必要とする特殊なフィギュアが
 実際にあるということなんでしょう。
 うーん、ONにしてもたぶん弊害はないはずなんで、正直どっちでもいいかな。
 
Hide Deformers
 コンフォーム服にある「マグネットの影響度を調整するダイアル」をすべて非表示にします。
 前述のDeformersオプションをONにしてこのツールを実行すると、コンフォーム服側に
 マグネタイズされたマグネットの影響度調整ダイアルがずら~っと表示されてしまうことに
 なるので全部非表示にしてしまおう、というオプション。
 一度ONで実行して非表示になってしまうと、OFFにして再実行しても表示状態には
 戻らないので注意。

 問題は、表示させたままにしたいマグネットの影響度調整ダイアルが既にあるケース。
 PoserPro11ならオプションONにして全部非表示になってしまっても、パラメータパレットの
 右上の▲から「Show hidden parameters」をONにして隠しパラメータを全表示させた後、
 表示させたままにしたいパラメータをWクリックしてParameter Settingダイアログを表示させ
 HiddenのチェックボックスをOFFにすることでまた表示状態に戻すことができます。

 …が、通常版のPoser11の場合はこの手が使えないんですよねorz
 エディタなどを使ってサクサクとHidden属性の書き換えができる人なら問題ないと思いますが
 そうじゃない人はDeformersHide Deformersの両オプションともOFFにして
 通常のマグネタイズ用ポーズでやっつけたほうがいいかもしれません。

Log Morph Transfer と Log Missing Morphs
 パネル下部のログを有効にします。
 前者はコピーに成功したモーフ名と値、後者はコピーに成功しなかったモーフ名。
 Testボタンを使う際にもこのオプションのONは必要なので、迷わずONにしておきませう。
 


ということで、このツールについてみなさんご理解いただけましたでしょうか?
私自身ちょっと知識的にあやふやな部分もありますので、「そこは違うぞ、こら!」という
箇所がありましたら、ツッコミコメントをいただけると幸いです。

次は、スーパーコンフォーミング服をコンフォーミング服に戻す方法でも書きましょうかね。
お疲れ様でしたm(_ _)m

Tag: <>Python
Category: Tool


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