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Vueのレンダリング(その1)
ちょこちょこいじっていたら、レンダリングの設定によって影の出かたなどがかなり違うことに
気づいたので、ライトのことはひとまず横に置いて、レンダリングの設定関連を調べてみる。

rendering-icon.gif

画面の上にあるツールバーのレンダリングボタン。
これを右クリックするとレンダリング設定を簡単に呼び出せる。
レンダリング設定は、「Preset rendering quality」を大雑把に選ぶことができる。

・OpenGL
・Preview
・Final
・Broadcast
・Superior
・Ultra
・User setting

「OpenGL」と「Preview」は簡易レンダ。
「Broadcast」と「Superior」が動画向きレンダ。
「Final」と「Ultra」が静止画のフィニッシュ向きレンダ。
「User setting」は、文字通り自分で設定をいじれるもので、上級者向きだね。
私は素直に「Final」を選んでおくことにする。

レンダリングの解像度などは、「Render destination」の「Render to screen」を選択しておいて
設定ウィンドウの右上にある「Picture size and resolution」をいじれば変更できる。

あと、右下にある「Memory optimization」の「Clear OpenGL data before render」に
チェックを入れておけば、レンダリング開始時にメモリに溜まっているOpenGL関連のデータを
クリアしてくれるので、レンダリングに使用できるメモリが増えるらしい。

というわけで、レンダリングの基本設定はこれでOK。(たぶん)
問題は次の「Atomosphere(大気)」の設定だ。

atmosphere-icon.gif

画面の上にあるツールバーに、Atmosphere(大気)関連のボタンがふたつある。
左のボタンはAtmosphereファイル(.atm)の読み込み(左クリ)と保存(右クリ)。
ちなみにAtmosphereのDefaultのファイルは、読み込みダイアログのCollectionsの中の
Physicalカテゴリを選ぶと、一番左上に表示されます。

右のボタンがAtmosphere Editorの呼び出し。
このAtmosphere Editorで現在読み込まれている大気の設定を変更できるわけですが
まず気になるのが「Atmosphere model」という基本項目。
とりあえず各設定をデフォルト値のまんまレンダリングして比較してみました。
※レンダリングしたモデルは、大気=Default、プリミティブを3個並べてシンプルな色に変更したもの
※Lighting modelのデフォルトは、Global ambience。

・Standard model 標準大気モデル
 シンプルかつ編集しやすいタイプ(らしい)。レンダリングが高速。
Standard-model.jpg
(レンダリング時間:2秒)

・Volumetric model ボリュメトリック大気モデル
 StandardとSpectralの中間。
Volumetric-model.jpg
(レンダリング時間:3秒)

・Spectral model スペクトラル大気モデル
 Defaultの初期値はこれになっていることからも、オススメのタイプっぽい。
 Vue6のマニュアルには「ハイパーリアリスティックモデル」と書かれています。
 レンダリング速度は遅い。
Spectral-model.jpg
(レンダリング時間:3秒)

・Environment mapping 環境マッピング
 IBL/HDRIを利用する際に最適らしい。
Environment-mapping.jpg
(レンダリング時間:2秒 ※ただし、環境マップは未使用)

大気設定だけで影の出具合も含めたレンダリング結果がかなり違うことが判ります。
さらにこのEditorの「Light」の項目にレンダリング設定に深く関わる部分が「Lighting model
として隠されています。

・Standard 標準
・Global ambience グローバルアンビエンス
・Anbient occlusion 環境閉塞(いわゆるAO)
・Global illumination グローバルイルミネーション
・Global radiosity グローバルラジオシティ

うーん、大気設定にこんな項目を持ってきている3Dソフトってそうそうないんじゃないでしょうか?
(いつものように私が知らないだけかもしれないけどね!)
※比較レンダリングのAtmosphere modelは、Spectral modelを使用。
※justfitさんによる説明を追加しました。(2008.1.21)

Standard (レンダリング時間3秒)
standard.jpg

Global ambience (レンダリング時間3秒)
※環境光と太陽光の位置から、環境光の影響を決める。単純ながらも一応簡単な環境光のシミュレーションになる。 (by justfitさん)
Global-ambience.jpg

Anbient occlusion (レンダリング時間6秒)
※ポーザーと同じだがAOノードが必要ない。あるピクセルがどれぐらい「閉塞されているか/開放されているか」で環境光を演算する。またギャザーノードがVueにはないので、照り返しを反映することは出来ない。 (by justfitさん)
Anbient-occlusion.jpg

Global illumination (レンダリング時間6秒)
※天空を分割して、そこの色が物体周辺に影響する。GAよりは遅い。 (by justfitさん)
Global-illumination.jpg

Global radiosity (レンダリング時間6秒)
※ラジオシティアルゴリズムで空間分割を行い、環境(間接)光演算を行う。抜群に遅いが、リアリティは抜群になる。Vueの中でCausticsを除いて、唯一照り返しが演算されるモード。 (by justfitさん)
Global-radiosity.jpg

比較レンダ用に用意したデータがいまいちだったので、レンダリング時間はほとんど参考に
なりませんね^^;
「Global ambience」「Anbient occlusion」「Global illumination」もほとん変わらないように見えますが
影の部分に注目すると、ほのかな違いがわかるかと。

こんな感じで、Vueの場合は「Atmosphere」の設定が大きなカギを握っているといっても
過言ではないような気がしますが、いかがなもんでしょうか?>Vueユーザーの諸先輩方




Tag: <>Vue
Category: Tool

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この記事に対するコメント

Vueいいですね。私もレンダラとして使いたく思ったことがありましたが、価格面で手を出しかねていました。Pioneer試してみようかな…
【2009/01/18 23:40】 Kotozone (URL) [編集]


こんばんは、呼ばれたような気がして来てみました(笑)。
まず、最初にmanihoniさんはどのような雰囲気の作品にしたいのでしょうか?
それによって大気の選択は変わってくるかと思います。

標準的な使い方をするのであればという前提なのですが、一般的な目安としては標準<ボリュメトリック<スペクトラルの順にリアリティのある作品の仕上がりになります。リアリティのある作品を目指したいのであれば、最初の選択はスペクトラル大気AOが個人的にはお勧めです。ただ、Vueは多くの大気が付属していますし、フリーでもいろいろな大気が入手できますので、使い始めの頃はあまり大気設定にこだわらなくても気に入った大気を選択することから始めればよいのではないかと思います。

「Atmosphere」はフィールドに配置されたオブジェクトへの影響の精度を規定するもので、ライティングを補ってくれるものではありません。私はスペクトラル大気を使うことが多いのですが、この大気はメインライト勝負のところがあると思っています。補助ライトに拘らなくともそこそこのクオリティの作品にはなるのですね。つまり、メインライトの位置が変更される大気を切り替えて使ったほうが手っ取り早いということです。AOやGRの選択基準は個人によっても異なると思うので、どうしても気になるなら、F3Dにでもスレッドをたてては如何でしょうか?

Vueは本来景観ソフトなので人物だけでなく背景を作りこむのに向いていると思います。個人的には背景など作りこんだ作品を製作したいので、Vueを選択することが多いのですが、人物レンダリングを主目的にするのであればRender Studio For Vue 6がお勧めです。ただ、この設定は上記で記載した標準的な使い方からは大きく外れます。すべて補助ライトで人物ライティングを行うのですが、人物ライティングの基本が判っているのであれば使いこなせるのではないかと思います。ただ、これを使った場合、背景の作り込みには一工夫必要になると思います。

Render Studio For Vue 6
http://www.runtimedna.com/mod/bcs/index.php?ViewProduct=3240&TopID=171014

ちなみに自分のサイトの紹介記事
http://ras-silverfox.jugem.jp/?eid=189

書き忘れましたがVue6の使用経験に基づくものでVue7で使用が変更されている箇所があるかもしれません。その点はご了承ください。
【2009/01/18 23:40】 ras_silverfox (URL) [編集]


>kotozoneさん
Vueいいなぁ→どうせならInfinite→価格がorz

ということで断念した人も少なくないかもしれませんね^^;
Pioneerでもいろいろモジュールをそろえていくと簡単に3万5万といっちゃいますから慎重に。(私は人柱上等!でやってます

>ras_silverfoxさん
実はひそかに呼んでいました^^
私はPoserのレンダリング質感には不満ないんですが、背景や小物オブジェクトが増えるとレンダ時間が気が遠くなるほどかかってしまうのが・・・と思って外部レンダラに興味を持ったので、基本的にはDAZで無料ゲットしたファンタジー系や室内系の背景オブジェクトと組み合わせる感じで考えております。

個人的に「どの設定がどんな影響を与えているか」がまったくわからない状態だとスッキリしないタイプなんで、普通は気にしないであろう部分をチクチク調べている次第です。(といっても、Kyotaroさんのようにきちんと深く突っ込んで調べないから、中途半端この上ないんですが^^;

Render Studio For Vue 6の存在をすっかり忘れていたので、ゲットして試してみようかと^^
アドバイス本当にありがとうございましたm(_ _)m(感謝感謝

【2009/01/19 01:05】 ManiHoni (URL) [編集]


ライティングモデルの意味をザザっと解説。

・「Global ambience」
 環境光と太陽光の位置から、環境光の影響を決める。単純ながらも一応簡単な環境光のシミュレーションになる。

・「Global Illumination」
 天空を分割して、そこの色が物体周辺に影響する。GAよりは遅い。

・AO
 ポーザーと同じだがAOノードが必要ない。あるピクセルがどれぐらい「閉塞されているか/開放されているか」で環境光を演算する。またギャザーノードがVueにはないので、照り返しを反映することは出来ない。

・GR
 グローバルラジオ。ラジオシティアルゴリズムで空間分割を行い、環境(間接)光演算を行う。抜群に遅いが、リアリティは抜群になる。Vueの中でCausticsを除いて、唯一照り返しが演算されるモード。

【2009/01/19 13:01】 justfit (URL) [編集]


説明ありがとうございますm(_ _)m >justfitさん
コメントのままではもったいないので、エントリー本文に追加させていただきました^^(テヘ
【2009/01/21 10:22】 ManiHoni (URL) [編集]


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